石井義久 唐津茶碗
唐津の作家・石井義久による茶碗。 非対称に歪んだ端反り熊川形。高台はしっかりとした径があり、畳付きも無骨な等幅輪状で、石井さんの求める「雑器らしさ」がある。 素地は赤茶に焼け、大きな土見せからその火色をよく観察することができる。器肌は釉薬がかせた感じでざらざらとしている。茶巾のすべりはやや悪いが、扱えないというほどでは無い。釉薬の流れた景色に計算の無いおおらかさがあり、また正面の小さなな火間のような箇所、桃色に発色している部分や灰の影響を受けた料紙の砂子のような景色が、モノトーンのなかに変化に富んで存在している。 Ø 141 mm H 77 mm 付属品|共箱
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