ニカラグア / エル・ポルベニール・ジコテ ジャバニカ・アナエロビックパルプドナチュラル(100g~)
生産国 ニカラグア 生産地 ヌエバセゴビア県>サンフェルナンド 農園 エル・ポルベニール農園 生産者 セルヒオ・ノエ・オルティス 品種 ジャバニカ 標高 1185-1390 masl 精製方法 アナエロビックパルプドナチュラル ローストレベル Cinnamon Roast /浅煎り (1crak⁺69sec‐DTR14.4%) Roasters' Comment ニカラグアCOEでは常連のカサブランカ農園のオーナー、セルヒオ・オルティスのもう一つの農園が今回のクロップとなるエル・ポルベニール農園です。 父からCOE入賞実績という栄光とと共に譲り受けたカサブランカ農園とは対照的に、エル・ポルベニール農園はセルヒオが自ら築き上げてきた彼自身の”栄光”です。 当時はほぼ手つかずの状態だった”エル・ポルベニール(スペイン語で「未来」の意)”という区画はセルヒオが開拓して、約10数年の時を経て・・・ 2025年のCOEでエル・ポルベニールは見事Honey部門で2位入賞。 これはカサブランカを超える最高実績でもあり、彼が偉大なる父を超えた瞬間でもありました。 今回のクロップはそんなニカラグアの注目農園エル・ポルベニールのデイリーロットです。 アナエロビックらしいスムースな口当たりが基調となっていますが、ジャバニカ種らしい華奢な酸味が静かにカップの輪郭を作り出しています。 どっしりとしたカップにほんのりと感じる華奢な感じがこのカップの全体の印象を彩りますが、そこには濃厚な完熟リンゴや柿、冷めるにつれてクランベリーなどフルーツの表情が楽しめます。 ただ、過度な発酵感や、やりすぎてる感じが全くないので、ボディのウェイトやアフターフィニッシュなど全体的に穏やかなまとまりがあるのもこのエル・ポルベニールを選んだポイントです。 甘みの強いラウンドなテイストでまろやかにフルーティーな酸味を楽しみたい方へおすすめのデイリーロットになります。 カップコメントを参照しながら飲むとよりコーヒーの体験解像度がぐんと増します。風味の旅に出かけたい人はヘッドホンで好きな音楽を聴きながら下記のカップコメントを参考にして、コーヒーを飲んでみてください。「こいつ確かにいるなー」ってきっとアハ体験を楽しめると思います。 T3やT2はフレーバーの強度(ティア表)です。 T1(ティアワン) 高品質なコーヒーで感じる良質な風味 T2(ティアツー) 高品質なコーヒーの中でも特に品質の高いコーヒーで感じる優れた風味 T3(ティアスリー) 限られたコーヒーでしか感じることがない素晴らしい風味 CUPCOMMENT / カップ評価 ※特殊なフレーバー表現は下線を引いて、表現の組み合わせをフレーバーホイールに照らし合わせられるようにしています。 Flavor(フレーバー) T3.完熟リンゴ、T3.柿、T2.黒糖、T3.クランベリー、T3.メープルシロップ Aroma(アロマ) ブラウンシュガー、柿、麦(⇒焙煎香) Acidity(酸味) 完熟リンゴ,柿(Persimmon)、メロン、クランベリー Sweetness(甘味) メープルシロップ、黒糖、完熟リンゴ、メロン Mouthfeel(マウスフィール) ラウンドな口当たりから冷めるにつれてスムースな口当たりへ After Taste(アフターテイスト) 黒糖、完熟リンゴ、メロン、クランベリー El Porvenir オーナーのセルヒオ氏は、創意工夫を以てコーヒー生産に情熱を傾ける非常に魅力的な生産者です。 彼はCOEを数々受賞したお父さんからカサブランカ農園と共にこのエル・ポルベニール農園を受け継いだことをきっかけにコーヒーの生産に従事し始めました。 栄光あるカサブランカ農園とは対照的に、エル・ポルベニール農園はトトガルパのドライミルから最も遠いホンジュラスとの国境線にあり、セルヒオ氏が受け継いだ時、道路やインフラも整っておらず、民家さえ無い、ほぼ手つかずの状態だったといいます。 そんな初年度のコーヒー生産量は150KGにも満たなかったほど。 その後、小屋を改修し、農園を少しずつ整備しなおしながら、5年後には1600kgほどのコーヒーを生産できるまでに復興させました。 そうした復興の中で、彼は新たな農地開拓も行い、土壌との適性を見ながらいくつかの新しい品種も植え、大切に育ててきました。 何年か検証を重ねた結果、エル・ポルベニール農園の気候や土壌との適性が良く2014年から生産を開始したのが今回のジャバニカ種です。 彼はこの苗木を育てるために、農地を開拓しながらシェードツリーも生長するコーヒーノキのサイズに合わせて都度カットバックを施しています。 これは木が小さいうちには地面からの地熱の影響を受けやすく、シェードツリーが多いと地熱を逃がさずに木がダメージを受ける為で、木が十分に成長するまで定期的にこの作業を繰り返しながら特別な環境を作り育てていきました。 そうして何年もかけて育てたジャバニカ種は、均整のとれた美しいチェリーが実り、フレッシュでフローラルなフレーバーを兼ね備えたエル・ポルベニール農園の代名詞と呼ぶにふさわしいコーヒーになっています。 彼自身のポリシーである『Make your own book』という言葉には、生産方法だけでなく、その農園・環境・品種ごとの育て方・収穫のタイミング・気候条件などコーヒーを生産する全ての事が含まれています。 品種1つ取ってもビジャサルチやイエローブルボンやトパージオなど根付かずに失敗を重ねる事もあったそうです。そうした中で、自信を持って生産しているエル・ポルベニール農園のジャバニカは、まさにEl Porvenir = 未来を照らすシンボルのようなコーヒーです。 Process 近年セルヒオ氏は改めてCup of Excellenceの入賞を1つの目標に掲げて、小ロットで様々なロットの生産を進めてきました。 ジャバニカやパカマラ、ゲイシャといった農園を代表する品種の栽培方法の見直しや、生産処理においてはチェリーやウェットパーチメントでの好気性・嫌気性それぞれの発酵工程の検証、乾燥方法など多岐に亘って様々なロットを生産してきました。 本ロットもこうした試行錯誤の末に生産されたロットの1つです。 このジャバニカ・アナエロビックPNは、2回の嫌気性発酵工程を行ったロットで、収穫後、チェリーの状態で12時間の嫌気性発酵を行った後に果肉除去を行います。 その後、ミューシレージの付いたウェットパーチメントを再びタンクに入れ、12時間の嫌気性発酵を行っています。 この2回の発酵工程を経て乾燥場に運ばれ、アフリカンベッドで4週間ほどかけてゆっくりと乾燥し、理想的なドライパーチメントに仕上げています。
Specifications
- グラム数
- 100g, 200g, 400g, 1kg
Variants (4)
- 100g — 1350.00 JPY — In stock
- 200g — 2390.00 JPY — In stock
- 400g — 3990.00 JPY — In stock
- 1kg — 8069.00 JPY — In stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.