ロス・パティオス ゲイシャ, ピーチ
COLOMBIA Los Patios Geisha, Peach Co-Fermentation コロンビア|ロス・パティオス ゲイシャ ピーチ Origin: La Plata, Huila|ウィラ県 ラ・プラタ Producer: Juliana Serna & Alberto Gutiérrez ジュリアナ・セルナ & アルベルト・グティエレス Farm: Los Patios|ロス・パティオス Variety: Geisha|ゲイシャ Process: Peach Co-Fermentation|ピーチ共発酵 Altitude: 1800-2000m Roast: Light|浅煎り Notes: White Peach, Black Tea, Rose, Apricot, Orange Blossom 白桃, 紅茶, ローズ, アプリコット, オレンジブロッサム About the CAT - このコーヒーについて - もも色のネコは、高飛車なネコ。 “ワタシが好き?それ、ワタシに何かメリットあるのかしら” 高級品種「ゲイシャ」と「桃」の共発酵、至極贅沢なコーヒーが復活。 一口目から口いっぱいに広がる白桃の華やかな香り。 共発酵でありがちな香りだけって感じではなくて、ゲイシャが持っている綺麗な酸味と濃厚な甘さが、本当に桃をかじっているような気持ちにさせてくれるの。 上質なゲイシャが持っているみずみずしい柑橘感と、ローズやオレンジのお花の香り。少し厚みのあるボディから感じられる、アプリコットのような甘酸っぱさもあって。 物足りないコーヒーに香りを足すのではなくって、 すでに満ち足りたコーヒーに、さらなる深みを持たせる共発酵。 コーヒー初心者のヒトも、超上級者のヒトも、みんな楽しい素敵なコーヒー。 「気がついたら飲み終わっている」なんてこと間違いなしの逸品ヨ。 Words of BASTET - バステト神のお言葉 - 2025年の1番人気、ロス・パティオスのピーチが復活。 SCAJでも、コーヒーフェスでも、たくさんのヒトに驚きを撒き散らしたこのネコが、今年もやってきたヨ。 今でこそ少しずつ増えてきたけれども、まだまだ珍しい「高級品種×共発酵」。 この子はそのパイオニアの一匹で、ゲイシャの新たな可能性を開いた存在だと思うワ。 共発酵(”インフューズド”とも呼ばれるワ)って、つまるところ果実と一緒に発酵させることによって香りを添加するプロセスだから、あまり個性が強いコーヒーは使わないの。だって、もったいないじゃない?個性があるのに、面倒でコストもリスクも高いプロセスを乗っける必要、あると思う? ゲイシャヨ?そのままでも十分美味しいじゃない。 例えるなら、、そう、神戸牛を牛丼にする感じ。高級なお肉は、そのまま塩で焼くだけで十分美味しいのに。牛丼にしたら、素敵な個性も消えてしまいそうな気がするワ(反論は認めないワ)。 でもネ、 「ロス・パティオス」のすごいところは、オリジナルレシピを開発して、個性を消すどころかまさかの伸ばしちゃったところ。その成功作第一弾が、この子なんだって。 インフューズド(共発酵)とゲイシャの融合は、まるで悟天とトランクスのようにフュージョン(インフューズドだけにネ)しているの。ワタシ、驚いちゃったワ。 わかった? つまりこのコーヒーは、神戸牛の牛丼なの。そのままでも美味しい素材を、何やら独自のレシピで普通の何倍をもおいしくしてしまったの。これは事件の匂いがするワ。 — バステト記 第九章 十一節 (From the Book of Bastet, Chapter lX, Verse 19) Varietal / Lineage - 品種 - Geisha|ゲイシャ エチオピア原生種。大きく細長い形をした、少し気品のあるコーヒー豆。 名前の由来は、エチオピア西部のゲシャ(Gesha)地域ネ。発音が似ているだけで、日本の芸者とは関係ないワ。京都だからかよく聞かれるのだけれど。 ゲイシャには、"ゲイシャフレーバー"なんて呼ばれる特徴的な香りがあるの。ジャスミン、マスカット、紅茶、柑橘…。とっても華やかで甘くて、透明感のある香り。 もともとは耐病性の研究のために種子が配られて、ケニア、タンザニア、コスタリカを経てパナマへ渡った品種なの。それをスターにしたのが2004年のBest of Panama。うちでも出しているエスメラルダ農園の快挙ネ。それ以降、世界中で高級品種として扱われるようになったワ。 実はコーヒー業界的にはネ、共発酵(インフューズド)ってカトゥーラやカスティージョみたいな、比較的お手頃で個性が控えめな品種に使われることが多いの。フレーバーを"足す"余地がある品種、というイメージかしら。 でもLos Patiosは、あえてこの高級品種ゲイシャで共発酵に挑戦したのヨ。 正直、かなり思い切った選択だと思うワ。ゲイシャはもともと繊細な個性を持っているから、下手にフレーバーを足すとその個性を壊しかねないの。でも彼らは"壊さずに重ねる"配合を作り上げて、実際に成功させてしまったのヨ。 すでに完成された美しさを持つ品種に、あえて新しい挑戦を仕掛ける。 そういう挑戦心のあるところ、ワタシは結構好きだワ。 Process / Personality -プロセス- Peach Co-Fermentation|ピーチ共発酵 このロット、農園での工程と、研究所での工程が二段階に分かれているの。 まず現地の生産者さんたちが、完熟したチェリーだけを手摘み。チェリーのまま、12時間ほど好気発酵(酸素がある状態での発酵)させてから、デパルプ(果肉除去)。その後Los Patios研究所に届けるの。(実はLos Patiosは農園名ではないのヨ) そこからが研究チームの出番。 濃縮したピーチの果汁と、独自に開発した専用の発酵溶液を加えるの。ここでもう一段階発酵は進むんだけど、この工程で一番大事にされているのは"発酵"そのものというより、ピーチ濃縮エキスと発酵液が持つ香りの元になる成分を、コーヒーにしっかり移し込むことなの。 つまり、派手に発酵させて香りを"作る"というより、あらかじめ用意した香りの素を、丁寧に"移す"イメージに近いのかもしれないワ。だからこそ、ウォッシュドゲイシャのような綺麗な柑橘感やお花の香りが、コーヒーにしっかり現れるんだと思う。 発酵・吸収の工程が終わったら、余分な液体をしっかり抜いてから、12〜16日ほどかけてパティオでゆっくり乾燥。常に攪拌しながら、ムラのない仕上がりを目指すの。 面白いのはネ、Los Patiosはただ風味を作ることだけを追いかけているわけじゃないの。 豆の"胚"、つまり豆そのものの物理的な品質を守ることも、同じくらい大事にしているのヨ。香りだけ派手にして、豆の質は二の次、みたいなことはしない。研究チームが本気で作り込んできたプロセスなのヨ。 ゲイシャの繊細さを壊さずに、狙った香りだけをきれいに乗せる。その緻密な設計があってこそ、この華やかさが生まれているのヨ。 FLOW 完熟豆のみを手摘み 12時間好気発酵 パルピング ピーチ濃縮エキス+専用溶液を添加 液抜き パティオ乾燥(12-16Days) Cat's Home- 農園について - コロンビア、ウイラ県ラ・プラタ。 ここにあるのが、Los Patiosという、ちょっと変わった存在なの。 いわゆる"一つの農園"じゃなくて、コーヒーのプロセス・研究に特化した施設。運営しているのは輸出商社のThe Coffee Quest。2022年6月に立ち上げたワ。 きっかけは、この地域が抱えていた課題。 小規模な生産者さんたちは、いい豆を育てていても、プロセス設備が整っていなかったり、相場の変動に振り回されたりして、なかなか正当な評価を得られずにいたの。 そこでThe Coffee Questは、地域の農家さんたちからチェリーを買い取って、Los Patiosという一つの拠点でまとめて高精度なプロセスを行う、という仕組みを作ったのヨ。 協働している生産者さんたちの農園は、平均でだいたい3ヘクタールほど。 標高1,600〜1,900mの、この地域らしい環境で育てられているワ。 そして2023年4月からは、研究開発(R&D)チームがLos Patiosに常駐するようになってネ。Juliana SernaさんとAlberto Gutierrezさんを中心に、共発酵という新しいプロセススタイルを次々と生み出しているの。ピーチだけじゃなくて、スイカや赤い果実など、いろんなフレーバーとの共発酵に挑戦しているみたいヨ。 面白いのはネ、ただ派手な香りを作ることだけが目的じゃないところ。 豆そのものの物理的な品質、特に"胚"の状態を守ることも同じくらい大切にしているの。味の実験と、品質の担保。この両方を諦めない姿勢が、Los Patiosらしさなんだと思うワ。 一人のカリスマ生産者の物語じゃなくて、地域の生産者たちと、研究チームの知恵を持ち寄って作る新しいコーヒーの形。そんな挑戦がここにはあるのヨ。
Specifications
- 挽き目
- 豆のまま(おすすめ), 中挽き(ドリップ用)
- サイズ
- 100g, 200g
Variants (4)
- 豆のまま(おすすめ) / 100g — 2400.00 JPY — In stock
- 豆のまま(おすすめ) / 200g — 4750.00 JPY — In stock
- 中挽き(ドリップ用) / 100g — 2400.00 JPY — In stock
- 中挽き(ドリップ用) / 200g — 4750.00 JPY — In stock
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