コスタリカ / ドン・ホエル SL28・ホワイトハニー(100g~)
生産国 コスタリカ 生産地 アラフェラ>サン・ルイス・デ・グレシア(ウエストバレー) 農園 ドン・ホエル・マイクロミル>グロリアーナ農園 生産者 アラン・オヴィエド・ロドリゲス 品種 SL28 標高 1500- 1600 masl 精製方法 Fully Washed(フリーウォッシュド) ローストレベル Medium Roast /浅煎り (1crak⁺213sec‐DTR30.4%) Roasters' Comment 今回のクロップであるSL28はケニアのオリジナル品種で、コスタリカではエキゾチックな品種として考えてよいでしょう。そこにコスタリカらしい独自のホワイトハニー(ミューシレージ残留率20%以下)が施されています。 この組み合わせがカップのテイストに濃くはっきりと映し出されているのが今回のクロップの最大の飲みどころと言えます。 SL28らしいライムやブラッドオレンジを思わせる力強い柑橘系の酸味を楽しめながら、アランたちが施すホワイトハニープロセスによってケニアウォッシュドとは違った形でこのSL28の力強い酸味が中心となったテイストのシナジー(調和)を感じる点がロースターズコメントして推しておきたいポイントです。 酸味だけを感じるファーストインパクトはライムやブラッドオレンジですが、 酸味と甘みを感じる瞬間はマンダリンオレンジ 酸味とキャンディーのような質感(マウスフィール)を感じるときはレッドアップル 酸味とシロップのような舌触り(テクスチャー)を感じるときは蜂蜜 よくケニアのコーヒーは立体的でジューシーな味わいと揶揄されますが、このロットもケニアオマージュなのかと言いたくなるほどに、「立体的でジューシー」な味わいが濃くはっきりと表現されています。 あとから広がってくるスムース(滑らか)な口当たりや、そこから広がるキャンディーのような甘みは、こうしたSL28の力強さとは対照的に、落ち着いた印象をカップ全体に与えてくれ、そこから織りなされるテイストのシナジーが私たちの脳内にフレーバーという虚像を映し出します。 2008年の大震災以降、コスタリカのスペシャルティコーヒー産業の一挙を担うハニープロセスですが、今回のドン・ホエルのホワイトハニーはまさにコスタリカのプロセスカルチャーをぎゅっと詰め込んだような一杯です。 カップコメントを参照しながら飲むとよりコーヒーの体験解像度がぐんと増します。風味の旅に出かけたい人はヘッドホンで好きな音楽を聴きながら下記のカップコメントを参考にして、コーヒーを飲んでみてください。「こいつ確かにいるなー」ってきっとアハ体験を楽しめると思います。 T3やT2はフレーバーの強度(ティア表)です。 T1(ティアワン) 高品質なコーヒーで感じる良質な風味 T2(ティアツー) 高品質なコーヒーの中でも特に品質の高いコーヒーで感じる優れた風味 T3(ティアスリー) 限られたコーヒーでしか感じることがない素晴らしい風味 CUPCOMMENT / カップ評価 ※特殊なフレーバー表現は下線を引いて、表現の組み合わせをフレーバーホイールに照らし合わせられるようにしています。 Flavor(フレーバー) ライム/マンダリンオレンジ/レッドアップル/ダージリン/蜂蜜/ジューシー/ビッグボディ Aroma(アロマ) T2.Brownsugar / T2.Citrus Acidity(酸味) シトリックな酸から三つの温度帯(Hot/Warm/Cold)でライム(Citric⇒Lime[Hot/Warm/Cold])、冷めるにつれてマンダリンオレンジやブラッドオレンジ(Warm⇒Cold:Mandalineorange/Bloodorange) 、マリックな酸からグリーンアップル(Malic⇒Greenapple) Sweetness(甘味) 三つの温度帯で蜂蜜(Hot/Warm/Cold:Honey)、冷めるにつれてマンダリンオレンジ、ブラッドオレンジ(Warm⇒Cold:Mandalineorange/Bloodorange) Mouthfeel(マウスフィール) ビッグボディで一貫してジューシーな口当たり(Big Body/Jucy) After Taste(アフターテイスト) ミディアムアフターテイスト(Medium-Aftertaste)、三つの温度帯でダージリン、ブラウンシュガー(Hot/Warm/Cold:Darjeeling/Brownsugar)、冷めるにつれてマンダリンオレンジ、ブラッドオレンジ、グリーンアップル(Warm⇒Cold:Mandalineorange、Bloodorange、Greenapple) Don Joel Micromill ドン・ホエル農園のマイクロミルは、2011年に創設。 名前の由来は、アラン・オビエド氏の父、Juelio氏のニックネーム 「Joel」からきています。 父の代から現オーナーのアランまでずっと家族経営で切り盛りする小さな農園ですが、ドンホエル農園では、家族経営ならではの小さなタッグを活かして、より良い品質のコーヒーを生産するために情熱をもって色々な取り組みを行っています。 Costarica コスタリカのコーヒーは現在の全生産量のうち約半数がスペシャルティコーヒーとして市場に供給されているスペシャリティコーヒー特化型の産業です。 1992年のカネフォラ種の栽培禁止法成立(アラビカ種のみの栽培が法律によって定められ、カネフォラ種の栽培が禁止された)を皮切りにコスタリカコーヒーの産業は高品質特化型の生産システムが構築されていきました。 その潮流が最も視覚化されているのがマイクロミルの形態です。 政府や民間企業管轄のマイクロミルが他国では主流ですが、コスタリカでは家族経営のマイクロミルが目立ちます。 家族や親族など、グループで小規模なウェットミルをつくり、コーヒーの栽培から水洗処理、乾燥まで一貫した生産管理を行い、高品質なコーヒーをより高価格で販売していこうとする言わば「マイクロミル草の根運動」が2000年代前半に起こり、コスタリカは零細農家レベルで精製プロセスにこだわる特殊なプロセスカルチャーを形成する産地の一つとなっています。 それまでの大規模ミルにはなかったハニープロセスのコーヒーや、アナエロビックプロセスのコーヒーもこうしたマイクロミルで取り組まれるようになり、消費国へと浸透していきました。 SL28 - San Roque品種 SL28 はケニアの品種として有名ですが、、中米コスタリカに持ち込まれたのは21世紀初頭のことです。スターバックスがコスタリカのウエストバレーの生産者にこの品種を提供したことが始まりです。San Roque(サンロケ)とは、SL28の一種に対する通称としてコスタリカで広く知られています。 2015年には、Leoncio農園のSL28品種がカップ・オブ・エクセレンス(COE)で優勝し、ゲイシャに次ぐ高級品種として中米各国に広まりつつあります。 ドン・ホエル農園もこのケニア種を2022年のカップ・オブ・エクセレンスに出品し、見事15位に入賞しました。ケニア品種を用いて第一線で活躍する生産者として、その匠の技を実践し続けています。
Specifications
- グラム数
- 100g, 200g, 400g, 1kg
Variants (4)
- 100g — 1583.00 JPY — In stock
- 200g — 2954.00 JPY — In stock
- 400g — 5063.00 JPY — In stock
- 1kg — 9845.00 JPY — In stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.