梶原靖元 書 「茶自有眞味」
唐津の梶原靖元による書作品。軸装。 《茶自有眞香眞味眞色 一經點染失眞性》 草衣『東茶頌』とその原注にある「茶経採要」の語句とを組み合わせ、整理した詩句。自性清浄。本書は字句が「點染」しているところにユーモアをみる。 〘訓読〙茶 自ずから真味真香あるも ひとたび点染を経れば 真性を失わん 點染とは、もともと「彩りを加える、加飾する、描く、染める」という意味で、転じて、汚す、ともなった語である。この書の字句としては、いずれにしても同じことで、浅はかな人為的なことをすれば、そのものがもつ芯の(真の)本質は、歪められ、顕現しなくなる、ということだろう。 表具(松井商店)|〈一文字〉白地角龍文金襴;〈総縁〉茶地波に宝尽くし文緞子 19.5 x 112 cm|共箱、タトウ 梶原靖元の書について
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