梶原靖元 阿修羅盃
唐津の作家・梶原靖元の盃。〈アシュラ〉という名称は、梶原さんが観ていたある中国ドラマから採られたもので、そのドラマにこの形状の盃が出てきたことにちなんでいる。 中国周辺の寒冷な地域で、野外で手袋をしたままでも持ちやすい、ということで、このような形状になっているという。 胴から水平近くまで張り出したリムを持つ独特のかたちで、小鉢としても良さそうである。釉薬は深みのある緑色で、薄く厚く、掛かり具合にリズムがあり、色の濃さもそれに応じて濃淡があり、深みが出ている。 よく溶けた釉薬には内外全体に貫入が小気味よく入っていて、土の鉄分のところと合わせて、趣がある。 薄明るい白んだ灰色の胎土は高台まわりに見られ、高台畳付は極めて細い線で、内部には縮緬があり、中央に兜巾がある。 Ø 88 mm H 45 mm 付属品|共箱
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