女性がもっと活躍できる社会へ<br>Toget-HER主催の<br>「女性リーダーズ・サミット」が<br>開催されました!

女性がもっと活躍できる社会へ<br>Toget-HER主催の<br>「女性リーダーズ・サミット」が<br>開催されました!

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2030年までに女性の意思決定層30%へ――。国際女性デーにあわせて開催されたToget-HER主催の「女性リーダーズ・サミット」。女性活躍を支援する団体、企業、メディア、自治体などのリーダーが集い、同じ目標に向けて課題や解決策について議論と思考を深めました。Patrasも、女性がより自分らしく豊かな人生を送れる社会をめざし、Toget-HERの活動を応援しています。では、活気に満ちた本サミットの様子をご紹介します。 (左)Toget-HER代表理事 及川美紀氏 (右)経済産業大臣 赤澤亮生氏 総勢約200名が参加。シスターフッドの輪を広げて 次世代の女性リーダーを育てていきたい 女性の権利向上とジェンダー平等を推進するために定められた国際的な記念日「国際女性デー」。そのタイミングにあわせ、2026年3月10日(火)に、一般社団法人Toget-HERによる特別イベント「女性リーダーズ・サミット」がDeloitte Tohmatsu Innovation Park(東京都千代田区)にて開催されました。 Toget-HERは、世代や組織を超えてつながり、誰もが自分らしく働ける社会を実現するために活動している組織。当日は、女性活躍に関わる団体のリーダーをはじめ、企業やメディア、自治体などで女性を支援している人たちが集結。参加者は会場に約120名、映像で結んだサテライト会場に約50名の総勢約170名にのぼりました。 イベントの冒頭、代表理事の及川美紀氏は、女性活躍支援に関わる団体60以上をデータベース化したと報告。「日本にはたくさんの女性リーダーがいますが、会社の中では紅一点になりがちです。そんな皆さんとToget-HERを通してつながり、シスターフッドの輪を広げ、ともに学び、助け合い、次世代の女性たちのために提言を実行したいと思っています」と挨拶しました。 続いて、登壇した経済産業大臣の赤澤亮生氏は、女性の力が十分に発揮されていない日本の構造的な課題と向き合ってきたこと、特に、男女賃金格差の解消と、セクハラ・性暴力の撲滅に取り組んできたことを話しました。そして、データを引用しながら、「女性がチームに参画すると、意思決定の質が劇的によくなる。だからこそ、女性が活躍する社会は、必ず強くていい社会になると信じています」とのメッセージを送りました。 アクション宣言の様子 (左上)株式会社ワーク・ライフバランス 小室叔恵氏 (右上)UCareer 石川真衣氏 (左下)HearstLab 土川純代氏 (右下)東京都副知事 松本明子氏 さまざまな団体・企業・自治体のリーダーが 2030年に向けた取り組みを発表 ここから、Toget-HERの女性活躍支援ネットワークに賛同した100名を超える組織、企業の参加者により、「2030年までに女性の意思決定層を30%にする」との共通目標に向けたアクション宣言が行われました。登壇したのは、リーダーシップ・人材育成、ネットワーキング・コミュニティ、地域ジェンダーギャップ、AI・DX、ヘルスケア、情報発信、金融・スタートアップ、人材紹介、自治体・教育機関・団体という9分野において女性活躍をけん引するリーダーたちです。 2030年に向けての課題としては、地域や中小企業に色濃く残るジェンダーギャップをはじめ、女性リーダーが輩出されにくい構造的な壁などが各分野から指摘されました。解決策として、情報交換できるコミュニティづくり、柔軟な働き方の推進、デジタル人材の育成、情報発信の強化、女性取締役や女性キャピタリストを輩出するシステムの構築、健康リテラシーの向上など、それぞれが取り組みを表明。個人の努力に頼るのではなく、企業や社会全体の構造を変えることで、女性が意思決定の場に立つ社会をつくるという考えを示し、会場からも賛同の拍手が送られました。 その後、東京都副知事の松本明子氏が登壇し、継続して行っている女性起業家への支援により、都内の女性経営者数が6年間で6万人増加したことが伝えられました。さらに、全国で初めて東京都雇用・就業分野における女性の活躍を推進する条例を制定したことで、「性別に偏らない組織づくり、男女間格差の解消、健康課題への配慮などについて、事業者、経済団体、都民の社会全体で取り組み、女性活躍を進めていく」と話しました。 (上)活発な議論が繰り広げられたパネルディスカッション (左下)デロイト トーマツ グループ CEO 木村研一氏 (右下)Toget-HERの立ち上げ・運営リード/デロイト トーマツ パートナー 大塚泰子氏 女性活躍を妨げている壁はどこにあるのか。 異なる視点から社会の変容についてディスカッション 各分野のアクション宣言や大臣と副知事のメッセージにより会場中が熱い思いで満たされた中、パネルディスカッションがスタートしました。テーマは、「2030年までに女性の意思決定層30%実現するために何をするべきか」。パネリストは、投資、政治、報道、経営の各分野で活躍するリーダーたちです。 モデレーターからは、ホットジョブに女性がアサインされないことや、ハードシングスを経験できないことなど、「採用」「配属」「育成」「評価・昇進」の主に4ステップに着目して、女性活躍が阻まれているのではないかとの問題が提起されました。 経営や投資の視点からは、女性が取締役に就いても意見が尊重されにくい、役員同士のコミュニケーションに課題があるなど、意思決定層においても過渡期であることを指摘。政治の世界で女性が少ない理由としては、ケア責任を負いながら立候補する困難さに加え、支援する有力者や企業が中高年男性に偏っているため女性が候補者になりにくいとの見方を示し、ビジネスと政治がつながって一緒に変えていくことが重要だと話しました。また、メディアからは「行動が変わると意識も変わる」とし、「社会規範は政治と法律で変えられる」との考えが提示されました。 そして、2030年に向けて変容を促すためには「継続」が重要だとも強調。分野を横断しての活発な議論に参加者も聞き入り、パネリストとともに思考を深める機会となりました。 サミットのクロージングには、デロイト トーマツ グループ CEOの木村研一氏が「2030年に向けて多くのヒントをもらえた。これらを行動と意識の変容につなげていきたい」との言葉を寄せました。 最後に、Toget-HERの立ち上げおよび運営リードを担う大塚泰子氏が登壇。20代から70代までのリーダーが集まった会場に向け、「現時点では、ここにいる皆さんと力をあわせないと変わらない。あと4年、一緒に頑張り、2030年にはこの会を終わらせたい」と締めくくりました。 立場や世代を超えた女性リーダーそれぞれが抱える課題や取り組みを共有し、つながることで大きな力となって社会課題を解決する。本サミットはその動きを加速させる貴重な時間となりました。これからの一人ひとりの意識と行動が、より明るい未来を形づくるに違いありません。 さまざまな領域で活躍する女性リーダーたちが集い、考えの共有やディスカッションを行ったToget-HER主催の「女性リーダーズ・サミット」。Patras platinum(有料会員サイト)では、参加した方々のより詳しい言葉や会の様子を動画でご覧いただけます。Toget-HER代表理事・及川美紀氏のインタビューも特別収録しました。ぜひ皆さんの熱い思いと決意をご確認ください。

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