12.19 【河原忠司先生】橈骨遠位端骨折後の“硬さと動きに悩む”セラピストへ― 手関節・前腕の“戻らない動き”を改善する評価と介入 ―(LIVEセミナー/ZOOM)
セミナー概要 講師より(講演概要) 「あと少し動かない」の正体を、 手首と前腕の組織から見極める。 「ギプスが外れたのに、手首がなかなか動くようにならない」 橈骨遠位端骨折後の可動域制限は、骨折の形態、保存か手術か、整復の程度、固定期間中の拘縮など、さまざまな条件で変わります。そこを曖昧にしたまま介入すると、改善しないどころか、悪化させてしまうリスクもあります。 本セミナーでは、すずき整形外科の理学療法士・河原忠司先生が、外来で特に多い保存療法と、掌側ロッキングプレートによる手術療法後に絞って、手関節・前腕の「戻らない動き」を改善する評価と介入をお伝えします。 「年齢、臨床経験、職種を問わず、 手関節周囲を診ることが苦手な先生方の お力になれれば幸いです。」 河原忠司先生/講演概要より 尺側部痛の見落とし:ECU腱のスナッピング 手首に症状のない755名のうち、スナッピングがあった人 50名(6.6%) そのうち22名は、超音波で亜脱臼や脱臼も確認されています。回外制限や、掌屈・尺屈の可動域練習は、ECU腱鞘の炎症や脱臼を誘発するおそれがあるため、肢位の特性を知ったうえで進める必要があります。 Erpala F, Ozturk T. BMC Musculoskelet Disord. 2021;22(1):387/河原先生の講義スライドより ■ このセミナーで学べること 01 橈骨遠位端骨折後の拘縮を理解する 骨折形態や手術の有無、固定期間中の変化など、臨床所見が多岐にわたる理由を整理し、介入するうえで留意する点を押さえます。 02 手関節周囲の機能解剖を深める 手関節・前腕の機能解剖を、腱の交差部位や滑走が障害されやすい場所まで含めて確認し、評価の根拠にします。 03 骨・関節・筋・腱を、自信を持って触れる 触診と運動療法を結びつけ、可動域制限を改善するためのポイントを実際の評価・治療につなげます。 ■ 講義の内容 橈骨遠位端骨折の病態 手関節・前腕の機能解剖 可動域制限を改善するためのポイント(保存療法・掌側ロッキングプレートによる手術療法後) 手関節周囲の骨・関節・筋・腱の触診方法 評価の結果を、運動療法につなげる考え方 ※講義内容は当日の進行により一部変更となる場合があります。 ■ こんな方におすすめ ● 手関節周囲を診ることが苦手だと感じている ● 橈骨遠位端骨折後の可動域制限が、なかなか改善しない ● 保存療法と掌側ロッキングプレート術後の違いを整理したい ● 手関節周囲の骨・関節・筋・腱を、自信を持って触れるようになりたい ● 整形外科・接骨院で、橈骨遠位端骨折の患者さんを診る機会が多い 河原先生からのメッセージ(講演概要)を読む › 講師・河原忠司先生からのメッセージ 橈骨遠位端骨折は高齢者の4大骨折の一つとして知られ、特に50~70歳の活動性の高い女性に多くみられる代表的な骨脆弱性骨折です。そのため病院、整形外科のみならず接骨院でも対応にあたる機会が多い疾患と思われます。 実際の臨床所見は多岐にわたり、骨折形態、保存療法・手術療法の選択、整復の程度、固定期間中の拘縮の有無、病期、合併症などにより異なるため、介入する上で留意する点が多い疾患でもあります。その部分を曖昧な状態で介入することで、改善がみられないどころか、悪化させてしまうリスクも伴います。 そこで今回、外来において特に対応することが多い保存療法と掌側ロッキングプレートを用いた手術療法後の介入に内容を絞り、手関節・前腕の可動域制限を改善するためのポイントや、その知識を実際の評価・治療に結びつけるための触診と運動療法をお伝えします。 年齢、臨床経験、職種問わず手関節周囲を診ることが苦手な先生方のお力になれれば幸いです。 〈セミナー内容〉 前半:橈骨遠位端骨折の病態について 手関節の機能解剖について 後半:可動域制限のポイントについて 手関節周囲の骨、関節、筋、腱の触診方法 〈到達目標〉 ①橈骨遠位端骨折後の拘縮について理解する ②手関節周囲の機能解剖の理解を深める。 ②手関節周囲の骨、関節、筋、腱を自信を持って触れるようになる。 ‹ セミナー概要に戻る
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