12.11 【和田満成先生】結帯動作の制限をどう診るか〜触診と運動療法による動きの“見える化”と治療戦略〜(リピート配信)
セミナー概要 講師からの概要 2026年7月18日に開催したLIVEセミナーの録画を配信します。 内旋を改善しているのに、 結帯動作だけが伸びない。 その理由を、骨まで含めて診る。 「内旋は出てきたのに、背中に手が回らない」 結帯動作は、肩甲上腕関節の内旋だけで決まる動作ではありません。肩甲骨の動き、そして上腕骨後捻角といった骨性の要素まで関わります。 和田先生は、2011年から結帯動作の研究を続けています。肘を高く上げて行う「外転結帯」と、脇を閉じて行う「内転結帯」の違い、MRIで見た求心位、エコーで測る後捻角と結帯動作の高さの関係など、自身の研究データをもとに整理します。 さらに、後捻角や成長期の投球歴から患者さんごとのゴールを設定する考え方、棘下筋・小円筋の収縮練習、求心位を保つ内旋の誘導など、触診から運動療法までを、動画でわかりやすく解説します。 「後捻角が大きいと、 内旋と結帯動作は、骨性の要素で しにくくなる可能性があります」 和田満成先生/本セミナーより 「筋肉をほぐした状態で 関節運動を行うほうが、 余計な痛みも少なく、改善する幅も大きい」 和田満成先生/本セミナーより ■ このセミナーで見られること 01 結帯動作を“分解して”診る 外転結帯と内転結帯、それぞれの特徴を整理します。どの動きが、どの高さまで手を上げるために必要かを、研究データから確認できます。 02 後捻角と求心位から、“なぜ改善しないのか”を考える エコーでの後捻角の測りかたと、MRIで見た求心位、機能的関節窩の考え方。後捻角の左右差や投球歴から、ゴールを設定する方法も学べます。 03 触診から運動療法までの手順を学ぶ 棘下筋・小円筋の収縮練習、肩甲上腕関節の内旋の誘導、周囲筋の徒手操作。求心位を保ったまま内旋を引き出す手技を動画で確認できます。 ■ 収録内容(全9章) 1 結帯動作とは:日常生活動作との関係 ADLでどこまで手が回れば良いのか、夜間痛との関係、機能評価スケールの項目を、過去の報告から整理します。 2 外転結帯と内転結帯の特徴 肘を高く上げる外転結帯と、脇を閉じる内転結帯。それぞれの外転角度・伸展角度、母指の到達高位の違いを研究結果で紹介します。 3 MRIで見る結帯動作と、内旋可動域 内旋制限のある側で、肩甲骨がどのように補っているのかを、MRIの水平断像で確認します。機能的関節窩の考え方も解説します。 4 上腕骨後捻角と結帯動作の関係 エコーでの後捻角(HTA)の計測方法と、後捻角が大きいほど母指の到達高位が低くなるという研究結果を紹介します。 5 結帯動作に影響する要因:研究のまとめ 30度屈曲位・90度屈曲位の内旋可動域と後捻角が、より高い位置まで手を上げるうえで重要であることを整理します。 6 ゴール設定:目標のつくり方 健側の動きを参考にする方法、後捻角の左右差と競技歴からゴールを予測する方法を、骨折例・肩関節周囲炎の症例で解説します。 7 内旋制限の因子:後方の軟部組織と筋 棘下筋・小円筋と、連結する周囲組織。筋の伸縮距離を意識した収縮練習と、可動域練習の考え方を紹介します。 8 求心位を保つ:触診による関節窩中心の推定 肩甲骨の触診から、関節窩の中心を推定する方法。求心位が保たれないときに起こる余計な痛みの仕組みを解説します。 9 運動療法の実践と自主練習 収縮練習、30度・90度屈曲位での内旋誘導、結帯位での筋の徒手操作を実演。生活の中で行う自主練習の指導も紹介します。 ■ こんな方におすすめ ●肩関節の評価に、自信を持ちたい方 ●結帯動作が改善しない原因を、整理したい方 ●肩関節周囲炎や拘縮肩を、多く担当している方 ●夜間痛や更衣動作の障害への、評価と治療を学びたい方 ●触診と運動療法を、体系的に学びたい方 講師・和田満成先生からの概要 肩関節疾患において結帯動作が制限されることが少なくありません。結帯動作は、更衣や清拭などの日常生活動作と深く関わり、夜間痛との関連も報告されています。そのため、結帯動作の改善はQOL向上に直結すると考えられます。 2011年より、結帯動作についての研究を開始し、「外転結帯」と「内転結帯」の特徴や後捻角との関連についても調査してきました。 今回のWebセミナーでは、これまでの研究成果や既存の報告を整理・統合し、結帯動作の改善に必要な基礎知識とリハビリテーションのポイントについてご紹介します。 【セミナー内容】 ・結帯動作の種類:外転結帯と内転結帯の特徴 ・結帯動作に影響を及ぼす要因について ・結帯動作のゴール設定について ・結帯動作の改善に向けた徒手療法
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