ラ・ロカ, アナエロビックハニー
COLOMBIA Finca La Roca, Anaerobic Honey コロンビア|ラ・ロカ アナエロビックハニー Origin: Planadas, Tolima|トリマ県 プラナーダス Producer: Angelica Rojas / アンヘリカ・ロハス Farm: Finca La Gloria|ラ・グロリア Processing: Finca La Roca|ラ・ロカ Variety: Yellow Bourbon|イエローブルボン Process: 60h Anaerobic Honey|アナエロビックハニー Altitude: 2000m Roast: Light|浅煎り Notes: Mango, Pineapple, Papaya, Marmalade, Berries, Honey マンゴー, パイナップル, パパイヤ, マーマレード, ベリー, 蜂蜜 Awards: COE: '23(#1/#3/#24), '22(#3) About the CAT - このコーヒーについて - マンゴー色のネコは、夏が好きなネコ。 “夏は良いワ。エアコンの効いた部屋で外を眺めるのがネ” バステト大好き「ラ・ロカ」の3ロット目がやってきたヨ。 甘い発酵感が素敵なフルーツ溢れるコーヒー。 まず最初にトロピカルな印象。マンゴーに、パインに、スターフルーツ(台湾では定番だけど、食べたことあるかしら?)に、パパイヤ。トロッとした質感を持って、濃厚なジュースのような味わいが楽しめるヨ。 そこにイチゴやブルーベリー、マーマレードのようなジャムの定番たちが乗っかって、ジャズセッションをしているような(ジャムだけに)感じも。 とっても華やかで、でもちょっとだけエキゾチック。 なんだかロマンチックな響きがするワ。 Words of BASTET - バステト神のお言葉 - ラ・ロカシリーズ第三弾。 ウォッシュド、ナチュラル、ときたから次はハニーかしら?と予測できたネコたちには花丸をあげるワ。 ワタシがラ・ロカを気に入っている理由は、華やかな個性を乗せたデイリーコーヒーを作るのが上手だと思っていることにあるの。 もちろんワタシ、中米のコーヒーも大好きだし、コスタリカとか、グアテマラとか、ホンジュラスとか。特に綺麗なウォッシュドはワタシ、大好物ヨ。 でもネ、「綺麗なウォッシュド」なんていうのは、コーヒー屋さんとか、コーヒーにとても詳しいオタク限定で感動するハナシであって、「ワ!スゴイワ!」ってなりにくいワ。 だから、華やかでわかりやすくて、でも毎日飲めるお値段のものって、常にラインナップに入れておきたいと思っているの。 華やかで美味しいもの。たくさんあるワ。 でも最近は高級品種がベースだったり、ピンクブルボンとか(高い)、パカマラとか(高い)、ゲイシャとか(もっと高い)、超特殊発酵だったり(高い)、そんなものが大半を占めているの。 だから、ラ・ロカみたいに、普通の品種(イエローブルボン)を、うまく発酵技術を使って個性をブーストさせる、みたいな農園が、とっても素晴らしいと思っているのヨ。 コーヒー好きにとっては、「あれ?なんかいい個性」。 初心者にとっても、わかりやすくて美味しい。 そして値段も、高くない(安いとは言っていない)。 そんなコーヒーが、ラ・ロカのイエローブルボンだと思っているワ。 — バステト記 第七章 六節 (From the Book of Bastet, Chapter Vll, Verse 6) Varietal / Lineage - 品種 - Yellow Bourbon|イエローブルボン コーヒーの"ご先祖様"、ブルボンとティピカの血を引く品種ヨ。 赤いブルボン(Bourbon)と、突然変異で実が黄色くなったイエローティピカ(Yellow Typica)。この自然交配から生まれたのがイエローブルボンネ。1930年、ブラジル・サンパウロ州の赤ブルボン農園で偶然見つかったのが始まりで、劣性遺伝子「Xanthocarpa」がこの黄色を生み出しているの。 収穫量は多くなく、さび病にも弱い。長らく脇役だった品種ヨ。でも赤ブルボンより果糖(フルクトース)含有量が高くて、あの独特な甘さを持つことから、スペシャルティコーヒーの盛り上がりと共に一気に有名になったワ。 ブラジルではミナスジェライス州を中心に栽培が多くて、ナッツやキャラメルを思わせる丸い甘さのカップになりやすい。一方コロンビアでは、まだ少数派だけどじわじわ増えてきている品種ヨ。標高の高い山岳地帯で育つことが多くて、土壌・気候・精製方法まで全く違うから、シトラス系の明るい酸と軽やかなボディを持つ、ブラジルとは印象の違うカップになるの。 同じ遺伝子でも、育つ土地が変われば表情もこんなに変わる。 イエローブルボンって、そういう"環境で化けるタイプ"の品種なんだと思うワ。 Process / Personality -プロセス- Anaerobic Honey|アナエロビックハニー 嫌気性環境で、発酵時間を伸ばしたハニープロセスヨ。 収穫したコーヒーチェリーはまず、酸素を遮断した嫌気性環境で60時間の発酵がなされるの。この一手間(大変だけど)が最後に香りや甘さを強調する役割を持つのヨ。 嫌気性発酵の時間によって、仕上がりの味がかなり変わるのだけれど、60時間というと2日半。長すぎも短すぎもしないラインかしら。香りを”乗せる”ではなくて”引き出す”というのにいい具合だと思うワ。 その後は通常のハニープロセス。まず果肉を取り除いて(パルピング)、ミューシレージ(豆の周りの粘着層)を残した状態で乾燥工程に移っていくワ。 ハニープロセスって作り手によって綺麗さが全然違うのだけれど、さすがプロセスに定評のある「ラ・ロカ」ネ。丁寧に作られているのが、一杯のコーヒーから存分に感じられるワ。 FLOW 収穫 嫌気性発酵(60h) パルピング(果肉除去) 乾燥 Cat's Home- 農園について - コロンビア南部、トリマ県プラナーダス。 実はこの土地、ちょっと特別な歴史を背負っているワ。1964年に発足した左翼ゲリラ組織FARCの"発祥の地"と言われているのが、ここプラナーダスなの。2000年代初頭まで長らくその支配下にあって、コーヒー産業としてはほぼ手つかずのまま取り残されていた地域ネ。 コロンビア中央山系(コルディジェラ・セントラル)の東斜面、ウイラ県とカウカ県の県境近くという立地。標高が高く、火山性の土壌にも恵まれていて、本来なら生産適地としてもっと早くから注目されていてもおかしくなかった場所なのヨ。それだけに、平和が戻ってからのコーヒーの伸びしろは、業界内でもかなり話題になっているワ。 道は今も舗装されていなくて、農園まで4時間以上、小川を渡ってようやく辿り着くくらいの秘境ネ。それでも足を運ぶ価値があるのは、トリマ県特有の、はっきりとした柑橘系の酸とクリーンな後味を持つカップに出会えるからヨ。 そんな土地で3世代続く農園に生まれたのが、ホルヘ。自身の農園「ラ・ロカ」を持ちながら、近隣農園の希少品種の精製も一手に引き受けている人ワ。 スペシャルティグレードの生産を始めたのは、まだ4〜5年前。それなのに2022年のCOE初エントリーでいきなり3位、2023年も24位に入賞していてネ。ゲリラの時代には想像もできなかった評価を、今まさに掴みつつある生産者なのヨ。 このロットは、プラナーダスの高地にある「ラ・グロリダ」農園のチェリーを、ホルヘが精製したイエローブルボン。標高の高さと彼の精製技術、この二つが揃って初めて、この品種の本当のポテンシャルが引き出されているの。長く付き合っていきたいと思える、期待を裏切らない生産者ネ。 そして嬉しいニュースも一つ。 今年からコロンビアで始まったキッズ向けカップテイスターズで、ホルヘの息子さんが2位に入賞したんだって。ゲリラの土地が、コーヒーの土地になって、次はその子どもたちの世代へ。プラナーダスの物語は、まだまだ続いていくみたいヨ。
Specifications
- 挽き目
- 豆のまま(おすすめ), 中挽き(ドリップ用)
- サイズ
- 100g, 200g
Variants (4)
- 豆のまま(おすすめ) / 100g — 1500.00 JPY — In stock
- 豆のまま(おすすめ) / 200g — 2950.00 JPY — In stock
- 中挽き(ドリップ用) / 100g — 1500.00 JPY — In stock
- 中挽き(ドリップ用) / 200g — 2950.00 JPY — In stock
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