【生豆】エルサルバドル トレス・ポソス農園 パカマラ ナチュラル
本商品は【焙煎前】の生豆です。 コーヒーをお楽しみいただくには、購入後にご自身で焙煎していただく必要がございます。 農園について エルサルバドル北部チャラテナンゴの高地に位置するFinca Tres Pozosは、標高1,650mの冷涼な気候と、堆積岩由来のミネラル豊富な土壌に恵まれた農園です。 敷地内に湧く水源に由来する農園名の通り、水資源を大切にする姿勢が栽培から精製まで一貫して貫かれています。 農園主アルマンド・グアルダード氏は、約30年の移住生活を経て帰国後、この地でTres Pozosを立ち上げました。持続可能な農業、水使用量を抑えた精製、そして乾燥工程への徹底したこだわり。その姿勢は国際的にも評価され、Cup of Excellence 2021で7位、2022年で13位という実績を残しています。 テロワールについて エルサルバドル北部チャラテナンゴは、同国の中でも特異なテロワールを持つ地域です。 標高1,200〜1,800mの冷涼な気候は、チェリーの成熟をゆっくりと進め、糖の蓄積と酸の洗練を促します。特にDO「Alotepec–Metapán」に属するこの地域は、西部アパネカ=イラマテペクの火山性アンドソルとは異なり、古代の海洋性堆積岩や変成岩が風化した土壌が主体です。カルシウム、鉄、マグネシウムといったミネラルに富み、pHも比較的中性に近いことが特徴とされています。 この土壌と気候の組み合わせは、カップにおいて「明瞭な酸」「クリスタルのような透明感」「心地よいミネラル感」として表現されてきました。 Tres PozosのPacamaraに感じられる厚みとクリーンさの両立は、この土地の特性なくしては語れません。 品種について Pacamara(パカマラ)は、エルサルバドル国立コーヒー研究所(ISIC)によって開発された、同国独自の交配品種です。 ブルボン系の矮性突然変異であるPacasと、ティピカ系の超大粒品種Maragogipeを親に持ち、大粒で複雑な香味を備えることで知られています。 Pacas由来の糖代謝特性は、焙煎時のメイラード反応を豊かにし、甘味やカラメル感を形成します。一方でMaragogipe由来の大粒性は、細胞構造の違いによって芳香成分を保持しやすく、フローラルやトロピカルなニュアンスを生み出します。 遺伝的な不均一性や病害リスクといった課題を抱える品種ですが、高標高・適切な栽培管理という条件下では、驚くほど洗練されたカップを示します。 アプリコットやプラムのようなストーンフルーツの酸、ジャスミンやオレンジブロッサムを思わせるフローラル、そしてクリーミーで厚みのある質感は、Pacamaraならではの表現です。 プロセスについて Tres Pozosでは、環境配慮と品質表現の両立を目的に、ナチュラルプロセスを一貫して採用しています。ウォッシュドに比べて水使用量を大幅に抑えられるこの方法は、農園の水資源保全の理念と強く結びついています。 Pacamaraは粒が大きく多糖類を豊富に含むため、ナチュラルプロセスとの相性が非常に高い品種です。果肉由来の穏やかな発酵を経ることで、エステル類やアルデヒド類が生成され、ベリーを思わせる果実味と華やかさが引き出されます。通常は発酵リスクが高まりやすいナチュラルですが、Tres Pozosでは乾燥工程を徹底管理することで、不快な発酵由来の要素を排除。厚みのある質感を保ちながら、驚くほどクリーンで澄んだカップに仕上げています。 味わいの先にある風景 口に含むと、まず感じられるのはベリーやストーンフルーツを思わせる果実味と、Pacamara特有の厚みあるテクスチャー。その奥から、チャラテナンゴの冷涼な気候が育んだ明瞭な酸と、堆積岩土壌由来の透明感が静かに立ち上がります。そこには、水を守り、土地と向き合い、品種の可能性を信じ続ける生産者の哲学があります。 Tres PozosのPacamaraは、エルサルバドルという国のアイデンティティと、農園の信念の結晶。どうぞ、生豆を焙煎する工程からじっくりとお楽しみください。 商品詳細 【生産国】エルサルバドル 【地域】アロテペック・メタパン 【農園】トレスポソス農園 【生産者】アルマンド・グァルダード&ロサーナ・グァルダード 【標高】1,650m 【品種】パカマラ 【プロセス】ナチュラル 【収穫期】2024年10月 〜 2025年3月 Country:El Salvador Region:Alotepec Metapan Farm:Tres Pozos Producer:Armand Guardado/ Roxana Guardado Altitude:1,650m Varietals:Pacamara Process:Natural Crop : 2024.10 - 2025.03 ダイレクトトレードの取り組みについて 私たちウッドベリーコーヒーは「コーヒーに携わるすべての人が豊かになること」を目指しています。 【EPISODE OF EL COLORIDO】 の連載で取りあげた「グアテマラ/エル・コロリド」もまた、その目標を実現するための取り組みのひとつでした。 グアテマラを訪れた私たちはそして、もうひとつの夢であったダイレクトトレードをおこなうべく、エルサルバドルへと向かいました。 以下の連載では、私たちがおこなったエルサルバドルとのダイレクトトレードについてお伝えしていきたいと思います。実際に現地訪れた際の農園の姿や生産過程、コーヒー生産にかかわる想いをオリジナルマガジンにて綴っています。 こちらもぜひ合わせてご覧ください。 【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.1】ダイレクトトレード─夢に向かって 【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.2】コーヒーが国をつくった─エルサルバドルのコーヒー産業の歴史 【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.3】エルサルバドルコーヒーとトレンドの転換期 【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.4】6つの生産地域とパカマラ 【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.5】「続ける」ことでみえる景色 【DIRECT TRADE WITH EL SALVADOR VOL.6】3年目の旅路
Specifications
- サイズ
- 250g, 500g, 1kg, 5kg, 10kg
Variants (5)
- 250g — 2160.00 JPY — In stock
- 500g — 4320.00 JPY — In stock
- 1kg — 7020.00 JPY — In stock
- 5kg — 32400.00 JPY — In stock
- 10kg — 70200.00 JPY — In stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.