1879年-A モナコ シャルル3世 パリ造幣所 20フラン金貨
特徴 ヨーロッパ南部、地中海に臨む小さな国モナコ。大女優グレース・ケリーの嫁ぎ先として有名なモナコ公国は、大国に挟まれて複雑な歴史をたどってきました。 1879年にモナコで発行された20フラン金貨は、モナコ公国の近代化に大きく寄与したシャルル3世がデザインされています。シャルル3世はモナコにカジノを設立し、国家の経済基盤を築いた君主であり、その功績は現在のモナコの繁栄にもつながっています。 モナコという小国で発行された金貨は希少性が高く、モナコやヨーロッパの歴史に大きな足跡を残したシャルル3世のコインとして、市場でも人気のある1枚です。 近年、高額で取引されるケースが増えており、その背景には、1878年から1879年という短い期間に限って発行されたことに加え、小国で発行されるコインが高く評価される傾向にある点、そしてモナコの歴史に特筆すべき業績を残したシャルル3世がデザインされている点などが挙げられます。 この20フラン金貨は、フランスと同規格の金貨として製造されており、直径約21mm、重さ約6.45gという扱いやすいサイズ感も魅力のひとつです。小ぶりながらも確かな重量感があり、手に取ったときに感じる金の質感も、このコインならではの楽しみといえるでしょう。 おとぎの国のように美しいモナコ公国の金貨。 この機会にぜひお手に取ってみてください。 1879年 モナコ発行 シャルル3世20フラン金貨の概要 モナコ公国といえば富裕層が集まる国、というイメージがあります。 経済的に困窮していたモナコにカジノを設立し、新たなモナコ公国のイメージを作ったのがシャルル3世でした。 中央駅、道路、劇場、ホテルなどを整備し、モナコをヨーロッパでも有数の観光地にするための変革を行ったシャルル3世が、このコインの表面にデザインされています。 裏にはモナコ公国の国章が描かれています。「モナコ」とはイタリア語で「修道士」のこと。その名の通り、国章では2人の修道士が紋章を支えています。1297年にモナコの地を征服したフランチェスコ・グリマルディが、修道士に扮した兵を率いて戦ったといわれる伝説に基づいています。 グリマルディ家の起源はジェノヴァの貴族。現在のモナコ大公アルベール2世も、グリマルディの名字を持っていて、モナコ公国の長い歴史がこの金貨から垣間見えます。 歴史的背景 モナコ公国がある地域は天然の良港で、古代ローマ時代から貿易港として栄えました。 中世には海洋国家ジェノヴァ、イスラム教徒、神聖ローマ帝国などに支配され、フランスやスペインもモナコの領有を目指したという経緯があります。 グリマルディ家が大公となってからも、隣国フランスの強い影響下にあり続けました。1856年に即位したシャルル3世は、フランス皇帝ナポレオン3世とも懇意の仲で、外交でも手腕を見せた政治家です。 シャルル3世の在位中、モナコ公国はマントンをはじめとする領土をフランスに移譲する代わりに、完全な主権を獲得。近代国家として独り立ちしました。 シャルル3世はあらゆる意味で、モナコ公国とヨーロッパの歴史に大きな足跡を残した君主でした。
Variants (1)
- Default Title — 298000.00 JPY — In stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.