たまさかの古本屋 シマウマ書房の日々

たまさかの古本屋 シマウマ書房の日々

Brand: 亜紀書房のウェブショップ〈あき地の本屋さん〉
2200.00 JPY In stock Buy at Merchant

◤推薦◢ 牟田都子(修正者) 「本が人間よりも長く生きるためには、鈴木さんのような人が必要なのだ。」 良書は巡る、バトンのように 名古屋・今池の古本屋店主が綴る、本と人の20年。 *** ぶらりと立ち寄るご近所さんから、学生などの若い世代、作家やクリエイター、大学の研究者まで、さまざまな人が訪れる町の古本屋・シマウマ書房。 活字離れといわれる昨今だが、新刊書店や図書館とはまた別の角度から、本と読者をつなぐ役割を担っている。日々の仕事のなかで多くの書物や人と接し、見て、考えてきた店主が、本の豊かな魅力、読書の醍醐味、活字文化のこれからを綴ったエッセイ集。 *** 【本文より】 日常ということでいうならば、町の古本屋としてのシマウマ書房の日常は、とかく地味な仕事の繰り返しである。いつも同じ場所にいて、雨の日も風の日も決まった時間に店内。来るとは限らない。ただし、買い取りをした個払い、値段をつけて棚に並べる。注文が入れば梱包して発送する。いつもそれだけのこと。でも、それを意識とは感じていない。何か毎日の繰り返しにこそ、意味があると思っている。 *** 【目次】 ⅰ古本屋の日々 浜辺にて 古本の取り買い 小さな循環 遠方からの注文 レジの知識 本棚のある生活 振り子の人 郵送と注文 本の感触 いつか読み思いながら ページに挟まれた切符 列車ニテ読ム Aさんの『郷愁』 星を売る人々 「万置き」イベント 古本屋の匂い AIの時代 頭のなかの地図 機が熟す 夏の終わりに Ⅱ 本をつなぐ 本屋の癒しさ 偶然の読書 ドイツの二人 影との対話 日記のなかの時間 栞を挟む こよりを撚る 読書の「あるある」ネタ 言葉は空を、書は留まる ランプと銭湯 小さな明かり 揺れる日々 本棚の向こう側 くじ 縞模様 手のひらほどの庭 ウミガメのシルエット 正義と倫理 読むことの科学 ⅲ 生活と読書 家族について 子供たち 本を読み始めた頃 土のなかのスプーン 長針と短針 仮設住宅と猫たち 本の虫養い 本の本たる所以は 歴史と日常 あこがれの詩人 文字を刻む おばあちゃんの田舎とリンゴの木 栗の木とスズメバチ 思い出の一ページ 年の瀬に 思いつくまま あとがき *** 【著者紹介】 鈴木創(すずき・はじめ) 1973年、東京都生まれ。 2006年に名古屋市千種区の本山で古書店「シマウマ書房」を開業。 2019年に店舗を移転、現在は千種区の今池で営業をしている。 2014年より朝日新聞(東海・地域面)にてコラム「本の虫」を連載中。 *** 四六判・並製/256頁 2025年12月9日発売