【エリザベス1世】1560-61 イギリス ハーフポンド金貨 AU55 PCGS鑑定済み
1560-61 イギリス エリザベス1世 ハーフポンド金貨 AU55 PCGS鑑定済みのご案内です。 後にシェイクスピアが活躍し、スペイン無敵艦隊を退け、英国が「黄金時代(Elizabethan Era)」と称される繁栄期へ向かっていく ── その治世初期、貨幣制度の信頼回復を象徴する大改鋳期に打刻された、若き女王エリザベス1世のハーフポンド金貨。Tower Mint の職人がハンマーで一枚一枚打ち出した手仕事の温もりが、465 年の時を越えて、戴冠胸像と王家の盾紋章にそのまま残っています。 ▪️デザイン 表:戴冠した女王の胸像(左向き、ラフカラー) 裏:戴冠したイングランド王家の盾紋章と「E - R」 表面には、戴冠したエリザベス1世の左向き胸像が、ラフカラーをまとった姿で精緻に描かれています。胸像を取り巻くのはラテン語の銘文 「ELIZABETH D G ANG FR ET HI REGINA」(神の恩寵によるイングランド・フランス・アイルランドの女王エリザベス)。テューダー朝の威信を凝縮した一面です。 裏面の中央には戴冠した王家の盾紋章。盾はイングランド王家の三獅子とフランス王家の百合(フルール・ド・リス)を四分割で配する伝統的な意匠で、両脇には女王のイニシャル 「E ─ R」(Elizabeth Regina)。盾を取り巻くのはラテン語の銘文 「SCVTVM FIDEI PROTEGET EAM」(信仰の盾は彼女を守護する)── そしてこの銘文の言葉通り、女王はその後 45 年にわたり英国を率い、無敵艦隊を退け、テューダー朝に最後の輝きを灯すことになります。 ▪️見どころ 本品は、1560-61 年にロンドン塔造幣局(Tower Mint)で打刻された エリザベス1世のハーフポンド金貨です。第三者鑑定機関 PCGS により AU55 の評価を得ています。 ハンマー打ちならではの素朴で力強い打刻と、戴冠した女王の胸像・盾紋章の精緻な意匠 ── 当時のロンドン造幣局の最高水準が今に残された一枚です。AU55 は流通の痕跡がわずかに見られるものの、銘文・図像のディテールはいずれも明瞭で、テューダー朝金貨としては類を見ない上位コンディションを保ちます。 ▪️エリザベス1世と「大改鋳」 エリザベス1世(在位 1558〜1603)は、テューダー朝最後の君主にしてイギリス史上もっとも輝かしい治世を築いたとされる女王です。「ヴァージン・クイーン」「グロリアーナ」と讃えられ、その 45 年に及ぶ治世はシェイクスピアが活躍し、スペイン無敵艦隊を撃破した「黄金時代(Elizabethan Era)」として知られています。 そのエリザベスが ── 異母姉メアリー1世の治世下で幽閉と暗殺の影に晒されながら生き延び、25 歳で即位したばかりの女王が ── わずか 2 年目に断行したのが 大改鋳(Great Recoinage of 1560-61)です。父ヘンリー8世・兄エドワード6世期に進行した貨幣品位劣化(Great Debasement)によって国民の信頼を失った旧通貨を、ほぼ 1 年で一掃した一大事業。女王自らが造幣局を訪問したとも伝えられ、記念メダルが打たれるほど、治世初期の重要事業として位置づけられました。本品は、まさにこの改鋳の只中に Tower Mint で打刻された 1 枚であり、テューダー朝の経済秩序回復を内包する歴史の証人です。 ▪️ハーフポンドという金貨 ハーフポンド(Half Pound、額面 10 シリング)は、エリザベス1世期に発行された主要金貨の一つで、ソブリン・ハーフソブリン・クラウン・エンジェルなどから成るイングランド金貨体系の中核に位置します。本品は、大改鋳によって品位が回復された時期の金貨群に属する一枚です。 表面のミントマーク Cross Crosslet(十字型の十字)は、Tower Mint における 1560〜61 年使用の識別記号とされます。本品の PCGS ラベル表示は 5.16 g。ハンマー打ち金貨には個体差・摩耗・過去の取扱いによる重量差が見られることがあり、本品は PCGS により AU55 として鑑定済みです。 ▪️AU55 とコンディションセンサス AU(About Uncirculated)は、流通使用の痕跡が極めて軽微で、未使用に近い保存状態に与えられるグレードです。AU55 は、フィールドに軽微な摩耗が認められるものの、肖像・盾紋章・銘文のディテールが鋭く残るグレード帯です。 PCGS Population Report における 2026 年 5 月時点の当店確認では、Spink 2520 Cross Crosslet(PCGS# 172049)の鑑定数は限られており、AU55 は上位グレード帯に位置します。本個体は世界のコンディションセンサスの上位圏に位置する希少個体です。 ※ Population 情報は今後変動する可能性がございます。 ▪️Features 国 イングランド王国(Great Britain) 君主 エリザベス1世(在位 1558〜1603) 年代 1560-61(Tower Mint) 額面 £1/2(ハーフポンド・10 シリング) 素材 金 重量 5.16 g ミントマーク Cross Crosslet 製造方法 ハンマー打ち(Hammered Coinage) 鑑定機関 PCGS グレード AU55 ホルダー PCGS Gold Shield(NFC 偽造防止技術付) 鑑定番号 5592 2304 ▪️CoinBlessing から エリザベス1世のハーフポンドは、テューダー朝「黄金時代」の幕開けと、父ヘンリー8世から続く貨幣品位劣化に終止符を打った大改鋳の象徴です。Tower Mint の職人がハンマー打ちで打ち出した戴冠胸像と王家の盾紋章は、465 年を経てなお凛とした表情を保ち、PCGS 鑑定 AU55 ── 世界に数枚しか確認されていない上位コンディション ── でお手元に届きます。テューダー朝金貨収集の中核に据えるにふさわしい一枚です。どうぞこの機会に、ぜひご検討ください。
Variants (1)
- Default Title — 4150000.00 JPY — In stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.