エスメラルダ エルヴェロ ゲイシャ, ウォッシュド
PANAMA|La Esmeralda Private Collection Geisha Washed パナマ|エスメラルダ プライベート・コレクション ゲイシャ ウォッシュド Origin: Boquete, Chiriquí|チリキ県 ボケテ Producer: The Peterson Family|ピーターソンファミリー Farm: Hacienda La Esmeralda, El Velo エスメラルダ, エルヴェロ区画 Variety: Geisha|ゲイシャ Process: Washed|ウォッシュド Altitude: 1550-1750m Roast: Light|浅煎り Notes: Jasmine, Orange, Pineapple, Earl Grey, White Grape, Cane Sugar ジャスミン, オレンジ, パイナップル, アールグレイ, マスカット, きび砂糖 Awards: Best of Panama: Washed, '04, '05, '06, '07, '09, '10, '25 (All #1) Natural, '13, '15, '17 (All #1) Variety, '18 (#1) Panama Cup '19 (#1) '25 Washed (#1|score98) / Natural (#1|score97) / Traditional (#1|score92.88) About the CAT - このコーヒーについて - ブルーハワイ色のネコは、立ち上がるネコ “前を見るためには、たまには後ろを見る日が必要なのヨ” 世界で最も有名な農園の一つ。「エスメラルダ」のゲイシャ。 パナマゲイシャの顔とも言えるコーヒーヨ。 パナマゲイシャらしいジャスミン・紅茶のような華やかさに、オレンジやパイナップルのような、甘くて爽やかな香り。 お手本のようなウォッシュドで、どこまでも続く透明感に、スーッと染み込んでいくような滑らかな口当たり。雑味や引っ掛かりが全くなく、華やかながらいつまでも飲んでいられそうな心地よさもあるワ。 最新のオークションBOP(ベストオブパナマ)でも無双したエスメラルダのゲイシャ。 コーヒー好きなら、一度は飲んでおきたいものネ。 Words of BASTET - バステト神のお言葉 - ついに来たワ。パナマ・エスメラルダのゲイシャ。 エスメラルダ、去年ヤバかったのヨ。 Best of Panamaという品評会で、ウォッシュド部門、ナチュラル部門、バラエティ部門という全ての部門で圧倒的スコアで優勝。ウォッシュド/ナチュラルに関しては歴代最高得点の98点と97点(やばすぎ)。 そしてPanama Cupというベスト生産者賞も獲得して、まさに天下無双。宮本武蔵も驚く無双っぷりを世界に見せつけたワ。 しかもバラエティ部門で優勝したのは、El Velo産のLaurinaという品種でネ。 そう、今回お届けするこのゲイシャと同じ区画生まれなの。去年のエスメラルダを支えたのが、まさにこのEl Veloだったってことヨ。 そんなエスメラルダのゲイシャ。 そもそもゲイシャがここまで有名になったのは、彼らが2004年に初めてゲイシャを品評会に出して、圧倒的優勝をかっさらったからなのだけれど。 その本家本元最強ゲイシャを仕入れてみたってことヨ。 エスメラルダは、生産するゲイシャを3種類に分けていて、 Auction Lot Special: score 91~ Private Collection: score 87-90 とあるのだけれど、今回はPrivate Collectionのもの。 え?一番下じゃんって思った?甘いワ。 87点は品評会入賞クラス、90点ってほかの国だとトップ取れるレベルヨ。そんなクラスのコーヒーってこと。つまりヤバイ。 ちなみにお値段聞きたいかしら? お店にもよると思うけれど、Auction Lotはおおよそ100g数十万円、Specialは100gで2万円ぐらいヨ。流石に高すぎるでしょう? なおエスメラルダは農園を4つ持っているのだけれど、今回のコーヒーはEl Velo(エルヴェロ)のもの。 実はエスメラルダの4つの農園の中でも、一番新しく仲間入りした場所なのヨ。だからこそ挑戦的で、面白い個性が出やすい区画だと思っているワ。 — バステト記 第八章 六節 (From the Book of Bastet, Chapter VIII, Verse 6) Varietal / Lineage - 品種 - Geisha|ゲイシャ エチオピア原生種。大きく細長い形をした、少し気品のあるコーヒー豆ヨ。 名前の由来は、エチオピア西部のゲシャ(Gesha)地域ネ。発音が似ているだけで、日本の芸者とは関係ないワ。 ゲイシャには、よく"ゲイシャフレーバー"なんて呼ばれる特徴的な香りがあるの。ジャスミン、マスカット、紅茶、柑橘、トロピカルフルーツ…。とっても華やかで甘くて、透明感のある香りヨ。 もともとは耐病性の研究のために種子が配られて、ケニア、タンザニア、コスタリカを経てパナマへ渡った品種なの。ところが収量が少なく育てにくいせいで、長い間ほとんど注目されていなかったのヨ。 それをひっくり返したのが、2004年のBest of Panamaネ。まさにこのエスメラルダ農園のゲイシャが、そのあまりにもユニークな香りで世界のコーヒー関係者に衝撃を与えたの。オークション価格は記録を更新して、それ以降パナマはもちろん、世界中でゲイシャの栽培が広がることになったワ。 今ではどの国の品評会でも、当たり前のように上位を席巻するゲイシャ。でもネ、この優等生を世界に広めたのは、他でもないこの農園だったのヨ。 Process / Personality -プロセス- Washed|ウォッシュド エスメラルダのウォッシュドを一言で言うなら、 シンプルな発酵プロセスと、選別への徹底したこだわりかしら。 収穫したチェリーは、まず水に浮かべて未熟豆や過熟豆を弾く選別から。 その後パルパーで果肉を除去して、タンクの中で発酵ネ。約24時間かけてミューシレージ(ぬめり成分)を分解させてから、しっかり水で洗い流す。そして、乾燥工程へ移すの。 最近は、どこも特殊発酵が注目されてはいるけれど、エスメラルダは奇をてらった手法は使わないワ。これも、いたってシンプルな発酵プロセスなの。 乾燥は、伝統的なパティオでの天日干しと、グアルディオラという回転式の乾燥機(温風を均一に当て、乾燥時間を調整する機械式乾燥)を使い分けているワ。ロットの量や天候によって最適な方法を選んでいて、水分量が10〜12%になるまでじっくり仕上げるの。 乾燥が終わってからも、手は緩めないヨ。 これはウォッシュドもナチュラルも共通なんだけど、振動スクリーンによるサイズ選別、重力選別、そしてカラーセンサーによる色彩選別と、何段階もかけて、欠点豆を超徹底的に取り除いてから、ようやく出荷となるワ。 面白いのはネ、こういう丁寧な工程って、全ロット同じってこと。 何百万円もするAuction Lotだろうと、今回のPrivate Collectionだろうと、チェリー選別から発酵、水洗い、乾燥、そして最後の選別まで、プロセスの丁寧さそのものに手を抜くことは一切ないの。だからこそ、Private Collectionでもちゃんとエスメラルダの実力を感じられるんだと思うワ。 FLOW 収穫 / 選別 パルピング(果肉除去) 発酵タンクでの乾燥(24h) パティオでの天日干し/グアルディオラによる機械乾燥 最終選別 Cat's Home - 農園について - パナマ、チリキ州ボケテ。 バル火山の裾野に広がるのが、Hacienda La Esmeraldaヨ。 始まりは1967年。ルドルフ・ピーターソンさんが、退職後の趣味として牧場と乳業を営むためにこの土地を買ったのがきっかけネ。コーヒー自体は1890年代からこの土地で育てられていたんだけど、当時はまだ主役じゃなかったのヨ。牛と乳製品の農園として、何十年もひっそり続いていた場所だったの。 本格的にコーヒーへ舵を切ったのは1980年代。 息子のプライス・ピーターソンさんが経営を引き継いだ頃からネ。そして1997年、標高の高いハラミロという農園を新たに購入したの。この決断が、後の"事件"を引き起こすことになるワ。 もともとはさび病への耐性を期待して植えられていたゲイシャという品種。 当時は誰も、味の面で特別な品種だなんて思っていなかったのヨ。でも1650m超えのこの高地で育ててみたら、誰も予想していなかったような華やかな香りを放ち始めたの。 そして2004年のBest of Panama。事件の年。 100%ゲイシャとして初めて出品されたこのコーヒーが、審査員たちを驚かせたの。エチオピアのコーヒーに近いような、鮮烈でアロマティックなプロファイル。オークション価格は当時の記録を塗り替えて、パナマゲイシャという新しいジャンルそのものを作り上げてしまったワ。それまで無名だった一つの農園が、その日を境にコーヒーの歴史に名前を刻んだのヨ。 それから20年以上経った今も、エスメラルダは最前線を走り続けているワ。 標高やロットを細かく分けて管理する仕組みを整え、発酵や乾燥の技術を磨きながら、"あの日の衝撃"を何度も再現し続けているの。去年(2025年)のBest of Panamaでは、ウォッシュド・ナチュラル・バラエティの3部門すべてで優勝するという、史上初のトリプルクラウンまで達成したのヨ。しかもウォッシュド98点、ナチュラル97点という、どちらも歴代最高スコアだったワ。 農園としての姿勢もすごく丁寧でネ。 レインフォレスト・アライアンス認証を取得していて、ゲイシャの収穫を担うピッカーには通常の3倍の賃金を支払っているんだって。収穫期には摘み手の子どもたちを預かる託児所も用意していて、温かい食事も提供しているの。剪定のタイミングも野鳥の営巣期を避けるようにしているなど、コーヒー作り以外の部分への配慮も徹底しているワ。 一つの偶然から始まった物語が、コーヒーの歴史そのものを変えてしまった。 そんな伝説の農園だと思うワ。
Specifications
- 挽き目
- 豆のまま(おすすめ), 中挽き(ドリップ用)
- サイズ
- 50g, 100g
Variants (4)
- 豆のまま(おすすめ) / 50g — 2300.00 JPY — In stock
- 豆のまま(おすすめ) / 100g — 4500.00 JPY — In stock
- 中挽き(ドリップ用) / 50g — 2300.00 JPY — In stock
- 中挽き(ドリップ用) / 100g — 4500.00 JPY — In stock
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