【シャルル6世】1380-1422 フランス エキュドール金貨 MS63 PCGS鑑定済み
1380-1422 フランス エキュドール金貨 シャルル6世 MS63 PCGS鑑定済みのご案内です。 ▪️デザイン 表:冠を戴くフランス王家の盾紋章(百合の花 3 輪) 裏:四葉形枠内に花飾りの十字架、四隅に小さな冠 表面に配されるのは、中世フランス王家の象徴 フルール・ド・リス(百合の花)3 輪を抱いた盾を、王冠が戴くデザイン。フルール・ド・リスは王権の純粋性・聖性を象徴するシンボルとして中世以来フランス王室の紋章に用いられ続け、現代でもフランス文化を代表する意匠として広く知られています。盾を取り巻くのはラテン語の銘文 「KAROLVS DEI GRACIA FRANCORVM REX」(神の恩寵によるフランク人の王シャルル)。 裏面の十字架は花飾り(フルールドリゼ)と葉飾りで装飾された 「クロワ・フルールドリゼ・エ・フィヤージュ」。四葉形(カドリロブ)の枠と四隅の小冠が、聖性と王権を同時に表します。銘文は 「+ XPC VINCIT XPC REGNAT XPC INPERAT」(キリストは勝利し、統治し、支配する)。中世金貨の定型句で、王と信仰の結びつきを示します。 ▪️見どころ 本品は 1385 年に初めて発行され、シャルル6世の在位中に第 8 発行まで改定を重ねた エキュドール・ア・ラ・クロンヌ(冠付エキュ金貨)の一枚です。第三者鑑定機関 PCGS により MS63 の評価を得ています。 ハンマー打ちならではの素朴で力強い打刻と、王冠と百合の盾を中心とした精緻な意匠 ── 当時の職人技がそのまま残された一枚です。中世のコインは流通磨耗が著しいものが大半ですが、本品はフィールドに鋭い打刻が、リリーフに立体感が良好に保たれており、表面の盾紋章、裏面の十字架と銘文がいずれも明瞭。Mint State 63 ─ 未使用級の状態を保つ、中世金貨としては類を見ない上位コンディションです。 ▪️シャルル6世 ── 「親愛王」と呼ばれた王 シャルル6世(在位 1380〜1422)は、わずか 11 歳でフランス王位を継いだヴァロワ朝の王です。即位当初は穏やかな人柄で民衆から愛され、「親愛王(le Bien-Aimé)」の異名で親しまれていました。当時のフランスはイングランドとの百年戦争(1337〜1453)の只中にあり、王と国民は厳しい時代を共に歩むことになります。 その後、王は健康を崩し、後世の歴史では「狂王」とも呼ばれるようになります。1415 年のアジャンクールの戦い、1420 年のトロワ条約と続く戦乱の只中、王権は妻イザボーや叔父ブルゴーニュ公ら摂政団に支えられながら国を保ち続けました。本コインは、王と国民の絆を象徴し、激動の時代を生き抜いたフランス王権の歴史の証人として、現代に残されています。 ▪️エキュドール・ア・ラ・クロンヌという金貨 エキュドール(Écu d'or)は「金の盾」の意で、表面にフランス王家の盾紋章を配したことに由来するフランス金貨です。その起源は 13 世紀、ルイ 9 世(聖王ルイ)治世下の 1266 年に発行された金貨にさかのぼり、中世フランス王権を象徴する金貨として、以後さまざまな意匠で展開されました。 シャルル6世のエキュドール・ア・ラ・クロンヌは、1385 年 3 月 11 日に最初の発行が始まったタイプで、シャルル6世の在位中、本タイプは 第 8 発行まで改定を重ねました。本品は 1388 年に定められたとされる第 2 発行に該当し、額面は 1 エキュドール(22 ソル 6 ドニエ相当)。当時の主要金貨であったフラン金貨(20 ソル)を上回る価値を持ち、百年戦争期にあって信頼性のある金貨としてフランス国内に広く流通し、王権と経済を支えました。発行改定ごとに重量は段階的に軽量化され、第 2 発行の公称重量は 約 3.9 g 前後とされています。 ▪️コンディション 本コインは中世ハンマー打ち金貨で MS63 の評価を得ております。MS63 は接触痕や打刻の弱さがわずかに見られるものの、全体としては鋭い打刻と良好な保存状態を保つグレードです。 本個体の MS63 は、実質的にコンディションセンサス(PCGS)の上位圏に位置します。 ▪️Features 国 フランス王国 君主 シャルル6世(在位 1380〜1422) 年代 1380-1422(第 2 発行) 額面 1 エキュドール 材質 金 重量 3.93 g(本品実測・PCGS ラベル表示) 直径 約 28.5 mm 製造方法 ハンマー打ち 鑑定機関 PCGS グレード MS63 鑑定番号 5627 8585 ▪️CoinBlessing から シャルル6世のエキュドールは、百年戦争という中世ヨーロッパ最大の動乱期に発行されながら、当時の職人の精緻なハンマー打ちで百合の盾紋章と花飾り十字架を見事に表現した、中世フランス金貨の傑作です。 「親愛王」と呼ばれた王の治世を物語る歴史の重みが、640年余の歴史を内包しながら現代に伝わる本品は、コレクションするのにふさわしい存在感を放ちます。 どうぞこの機会に、ぜひご検討ください。
Variants (1)
- Default Title — 440000.00 JPY — In stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.