奥山由之 写真集「flowers」(送料無料)

奥山由之 写真集「flowers」(送料無料)

Brand: GENIC SHOP
SKU: B02-NC00-9784865411348-N-210610-2202-000
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※ 一冊から送料無料の商品です。 写真集のご紹介 花を媒介とした、亡き祖母との対話 “人以外の被写体を通して人を描く”三部作の一作目である『flowers』は、亡き祖母が暮らしていた家で撮影されました。この場所をいま自身のアトリエとする奥山は、射し込む光に、庭に揺れる草木に、生前の祖母を偲び、多くはなかった会話をあらためて紡ぐように、花を撮り重ねてきました。 80年代に祖父が使用していた110フィルム(ワンテンフィルム)という小さなフィルムを用いて撮影された花々は、部屋のクラシックな意匠やカーテンとも合わさり、花と向き合う自由な視点や角度に引き付けられます。 中でも、窓という絵画的なモチーフを用いて、外部の流動感や瑞々しさと内部のほの暗さを印象づけ、内から外への眼差しや、光の中で花に近づく揺らぎある視点において、祖母と自身とを重ね合わせています。窓に映り込む花と、ここにある花。窓を挟む室内の花と、庭の花。花を撮ることによって無数の対話が交わされます。 内から外への窓越しの眼差しが、あるひとりと向き合う中、そこに織り込まれるキッチンや書斎、寝室など空間を撮った写真には、異質な視覚が生じています。大判カメラのコンタクトシートや中判カメラ、35ミリ、ポラロイドなど様々なカメラを用い、生前の祖母の視点、亡き祖母の漂う視点、そして自身の視点が現れるようです。 一枚の写真における視線の重なり、そして全編を通じての視点のレイヤーは『flowers』の大きな試みといえるでしょう。 また、一冊のなかに融け合う、古い家族アルバム、祖母と共にあった家や家具、そして今を咲く花という時間軸のグラデーションは、写真のフォーマットや手法においても表出されています。祖母が生きていた時代から存在したフォーマットと、片やコンタクトシートのスキャニングや、映像から静止画へと切り出されたもの。全編を通じての視点のレイヤーは『flowers』の大きな試みであり、奥行き、眼差しや感覚の混交に、幅のある時間が息づいています。 本書に登場する花は、フラワークリエイター 篠崎恵美(edenworks)さんにより提供された、棄てられてしまうはずだった花々です。 時折登場する花瓶を持つ手、花を差し出す手 ─ 自身であり他者であるだろうその手は、それぞれの記憶に触れるものです。 忘れてはいけない。   人は、自分を何かに反射させることで、初めて生かされている。 物理的にも精神的にも。 ── 奥山由之 あとがきより 文章はすべて、赤々舎WEB紹介文より引用 写真集概要 発売日:2021年6月10日 サイズ: H261mm × W216mm ページ数:152ページ ブックデザイン:葛西薫、安達祐貴 発行:赤々舎 著者紹介 奥山由之(写真家/映像監督) 1991年東京生まれ。2011年に『Girl』で第34回写真新世紀優秀賞を受賞。2016年には『BACON ICE CREAM』で第47回講談社出版文化賞写真賞を受賞。 主な写真集に『windows』、『flowers』、『As the Call, So the Echo』(ともに赤々舎)、『BEST BEFORE』、『POCARI SWEAT』(ともに青幻舎)、『BACON ICE CREAM』(PARCO出版)、『Girl』(PLANCTON)、『君の住む街』(SPACE SHOWER BOOKS)、『Los Angeles / San Francisco』(Union publishing)、『The Good Side』(Editions Bessard)、『Ton! Tan! Pan! Don!』(bookshop M)、台湾版『BACON ICE CREAM』(原點出版)などがある。また、映画監督作に『アット・ザ・ベンチ』(第15回北京国際映画祭「FORWARD FUTURE」部門 最優秀脚本賞と最優秀芸術貢献賞をダブル受賞。2024年)、『秒速5センチメートル』(2025年)がある。 「奥山由之 」の記事をGENIC WEBで読む

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