オールドプルトニー 18年 ハンドフィル # 1872 58.6% 700ml
Old Pulteney 18 year old Hand-filled Bourbon Cask # 1872 熟成樽:バーボンバレル 世界的に人気の高いプルトニーのハンドフィル。今回はバーボン樽熟成が入荷致しました。バーボン樽由来の濃厚なハチミツバニラと、北海の潮風がもたらしたブリニティ(塩気)が、58.6%のハイプルーフで鮮烈に弾けます。 香り:バーボン樽由来のリッチな甘さと、プルトニー特有の海岸線のニュアンスが、濃密かつ美しく重なる。 温かみのあるハニーバニラ、レモンカスタード、溶け込んだバター。 18年熟成由来の落ち着いたオークの気品に、熟した洋梨や青リンゴ、ほのかなドライアプリコット。 その奥には、潮風を思わせるクリーンなブリニティと、わずかなミントの清涼感が静かに広がる。 味わい:口に含んだ瞬間、凝縮された甘みと塩気が鮮烈に弾ける。 濃厚なハチミツ、塩キャラメル、塩バターショートブレッド。 プルトニー特有のブリニティが、バーボン樽の甘さを極限まで引き立てる。 とろりとしたオイリーな質感が全体を包み込み、中盤からは白胡椒、シナモン、レモンピールのスパイスが立体的に広がる。 フィニッシュ:力強く、それでいて引き締まったドライな余韻。 バニラオークの甘みが静かに引くのと入れ替わるように、潮気とトーストオークの香ばしさが広がる。 最後は柑橘のビターと穏やかなスパイスが長く残り、非常に完成度の高いフィニッシュへと続く。 「甘美なバニラと北海の塩気が交錯する、フルプルーフのプルトニー」 定番18年が“エレガントでまとまりのあるスタイル”であるのに対し、本作は よりダイレクトで骨太、プルトニーの個性を純度高く抽出した一本 58.6%のハイプルーフが生む塩キャラメルのインパクトは圧巻。 ストレートでその迫力を堪能し、数滴の加水で麦の甘みが一気に開く見事な変化も魅力。 【オールドプルトニー蒸留所について】 オールドプルトニー蒸留所は、スコットランド本土の北東の最果て、カイスネス地方の港町ウィック(Wick)に1826年に設立された、ハイランド地方屈指の名門蒸留所です。かつてヨーロッパ最大のニシン漁の拠点として栄え、漁師たちで賑わった歴史ある町の名を冠し、常に北大西洋の激しい潮風を浴びながらウイスキーを育み続けていることから、世界中の愛好家より「海のモルト(The Maritime Malt)」として深く愛されています。 長年にわたり、その個性的かつ塩気(ブリニティ)のある上質な原酒はブレンデッド用の重要なパーツとして重宝されてきましたが、シングルモルトとしての実力も折り紙付きで、世界的なウイスキー賞を幾度も受賞するなど、そのクオリティは常に高く評価されてきました。 オールドプルトニーがウイスキー愛好家を惹きつけてやまない最大の理由は、最果ての厳しい自然環境と、創業当時から変わらない「極めて個性的で頑固な職人技」が、液体のすべてに息づいている点にあります。その哲学は、以下の職人技に集約されています。 1. 厳しい北海の潮風がもたらす「リアルな海の記憶」 蒸留所は海からわずか数百メートルの距離に位置し、貯蔵庫内は常に北大西洋の容赦ない潮風と海の湿気で満たされています。長年の熟成を経て樽がこの空気を吸い込むことで、オールドプルトニーのアイデンティティである「一つまみの塩気」が液体へと優しく、確実に溶け込んでいきます。 2. 首を切り落とされたような、前代未聞の「スワンネックのないポットスチル」 蒸留所にある初留釜(ウォッシュスチル)には、通常のポットスチルにあるはずの「首(スワンネック)」がありません。創業時、発注したスチルが蒸留所の天井が高すぎて収まらなかったため、当時の職人が「首を切り落として無理やり設置した」という伝説の形状を今もそのまま頑なに再現。この独特の構造が、原酒に驚くほど重厚でリッチなオイル感をもたらします。 3. 大きな「バルジ(丸い膨らみ)」による香味のクリアな選別 再留釜(スピリットスチル)には、中央に大きな球状の膨らみ(バルジ)が設けられています。これにより、スチル内で複雑な還流(リフラックス)が起こり、首のない初留釜がもたらした重厚なオイル感をベースにしつつも、トップノートには極めてクリーンで洗練されたシトラスやハチミツの華やかさが宿ります。 製造スペック 仕込み水:ウイックの町を流れる、19世紀に造られた人工の給水路「ヘンプリグス・バーン(Hempiggs Burn)」から引かれる純粋な軟水。かつてミル(水車)を回すためにも使われた、地域の歴史が詰まった水源です。 原料:スコットランド産大麦。オールドプルトニーの純粋な塩気、柑橘のフルーティーさ、そしてハチミツの甘みを最大限に表現するため、基本的に100%ノンピート麦芽を使用しています。 糖化(マッシュタン):1基。約5トン/バッチ。ステンレス製の近代的なセミオートマチック・マッシュタンを使用し、大麦が持つ本来の濃厚な糖分と豊かな麦汁(ウォッシュ)をクリアに抽出します。 発酵(ウォッシュバック):計6基。内訳は、伝統的な木製(スウェーデン産パイン材製)発酵槽が5基、ステンレス製発酵槽が1基。発酵時間は約50〜60時間。木製発酵槽ならではの乳酸菌の働きにより、原酒に独特のオイリーな質感とフルーティーな酸味の土台を与えます。 蒸留(ポットスチル):初留(ウォッシュスチル)1基、再留(スピリットスチル)1基の計2基(1対)のみ。 初留釜は上部が完全に平らで、スワンネックが存在しない唯一無二の形状。一方、再留釜はラインアームの手前に大きな「 boil ball(球状の膨らみ)」を持っています。この相反する2つの形状の組み合わせにより、口当たりはとろりと重厚でオイリーでありながら、香りはどこまでもクリーンでエレガントという、相反する魅力を兼ね備えた唯一無二のニューメイクが生まれます。 熟成(ウェアハウス):蒸留所に隣接する、伝統的な石造りの「ダンネージ式貯蔵庫」をメインに使用。低い天井と湿った土の床、そして常に吹き込む北海の潮風が、ウイスキーから過度な木質感を抑え、潮のフレーバーと極上のハチミツ感をゆっくりと、かつ力強く熟成させていきます。
Variants (1)
- Default Title — 41800.00 JPY — Out of stock
AI Readiness
Good foundation, but some important product data is still missing.