いつも子どもはまるまるそこにいる

いつも子どもはまるまるそこにいる

Brand: 東洋館出版社
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あの子は、ずっと覚えていた。 あなたのかけた言葉が、誰かの一生を支えているかもしれない。 子どものまなざし、つぶやき、沈黙に耳を澄ますとき、教室は生きはじめる。 そこにいてくれて、ありがとう。 本書の概要 子どもたちは今日も、「まるごと」そこにいます。 視線で、しぐさで、沈黙で何かを語ろうとしています。 教室の日常に宿る「子どもの声なき声」を書き留めた実践記録。 子どもをまるごと受けとめることが、子ども理解への第一歩です。 本書からわかること ●子どもを「見る」とはどういうことか 子どもを「見る」とは、漠然と眺めるのではなく、意図をもって子どもを観察するための視点と姿勢を、豊富な実例をまじえて具体的に示します。 立ち止まる余裕があって、子どもの本当の姿を見えてくるものかもしれません。 ●エピソードが教えてくれる「背景のある子ども理解」 「一つの花」の感想に書かれた俳句が、なぜ教師の心を震わせたのか。 それは、その子の家庭の背景を知っていたからです。 子どもの言葉や行動は、文脈なしには読み解けません。 本書には、著者二人が出会ってきた子どもたちとの忘れられない場面が数多く収録されています。 エピソードの一つひとつが、子ども理解を「知識」ではなく「実感」として伝えてくれます。 ●子どもを信じるとはどういう構えか 「幸山は大丈夫やで」 背中を向けたまま間髪入れずに言い放った一言が、一人の子どもの人生を変えた。 本書が描くのは、特別な指導技術ではなく、子どもをどこまでも信じ続ける教師の構えです。 マイナス面を探すのではなく、よいところを引き上げようとすること。 決めつけず、先入観を手放すこと。そうした日常の積み重ねが、子どもたちをまるごと包み込む教室をつくっていきます。 ●感動の物語「康太のハンカチ」宗實直樹 著者の一人である宗實直樹の1年間の物語。 教師としての考え方、生き方を大きく揺さぶる出会い。 大きな声で笑い、突然立ち上がって教室を歩き回り、気がつけば机の上によじ登っていた康太。 彼が最後に見せた小さな小さなハンカチ。 教師人生の宝のようなこの物語は、読者の心にもあたたかな灯をともしてくれます。 こんな先生におすすめ ・目の前の子どもとの関わりに、もう一度立ち返りたいと思っている先生 ・子どもを「よく見ているつもり」だけど、何か見落としている気がする先生 ・ベテランと若手、二人の教師の実践から子ども理解の本質を学びたい先生

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